アセスメント技術を高めたい
医療・保健・福祉・心理専門職のためのアセスメント技術を高めるハンドブック【第2版】――ケースレポートの方法からケース検討会議の技術まで
- 作者: 近藤直司
- 出版社/メーカー: 明石書店
- 発売日: 2015/09/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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仕事に復帰してもうすぐ3ヶ月。
切迫早産で2月に前職を退職したので
1年ちょっとのブランクなのですが、、、。この1年のブランクがなかなか侮れないと感じる日々。
ケースを前にしたときの「感」というところで痛切に感じる。
しょっちゅうスクールソーシャルワーカーの師匠に相談してます。
そして、師匠の視野の広さ、すごさを改めて感じる。
アセスメントに尽きる!と実感。勉強せねば。
先週は仕事先の事例研究会に参加しました。
他のSSWさんが実際に対応したケースについて意見を出しあいました。
事例発表者が取り扱いたいテーマは他機関との連携についてでした。
事例検討の場では事例を出すことの方が多かったので、発表を聞く側になって感じることが多くありました。
特に感じたのは、聞いてる側が「どんな子なのか」を具体的にイメージできるかどうか。イメージしてもらえるような発表をすること。つまり、それが支援するための情報を得られているかどうかに繫がるのかなと思いました。
他機関との連携については私も難しいことばかり。スクールソーシャルワーカーは自治体の子ども家庭の部署や児童相談所と連携することが多いですが、難しいという話しか聞いたことがない。大体「児童相談所は動いてくれない」とかそんな話ばかり。
スーパーバイザーとして入ってくださった大学の先生のお話のひとつに印象的な言葉がありました。
↓
他機関がどう動くかはその機関の自由意志。「〜してください」は絶対に言えない。支援者として得た情報、見立てを伝えることしかできない。
クライアントも同じ。私達支援者はクライアントの人生にとって脇役に過ぎない。
困難事例を前にすると焦ってなんとかしなきゃって焦りますが、それがそもそも傲慢だったりする。
すごく大事な感覚だと思いました。
#社会福祉士#事例研究会#勉強ブログ