たまに真面目なひとり言

真面目なお話たまに好きなものをゆるく語ります

純粋な心は素敵~『思い、思われ、ふり、ふられ⑦』

7巻、読みました。
この先生の作品を読むのは「ストロボエッジ」「アオハライド」に続き3作品目。

ストロボエッジは胸キュンキュンの連続。純粋、まっすぐな主人公がとにかくひたむきな姿に心が洗われます。(アラフォーなのでなおさら)

アオハライドは主人公二人が周りを振り回しまくっただけにしか見えなかったけど(笑)


以外ネタバレあり。




7巻の舞台は青春の代名詞!文化祭。

由奈のことを好きだと認識した理央。理央の友達である我妻も由奈のことが好きになり、お互い由奈のことが好きであることを伝えます。
文化祭で由奈とふたりきりになった我妻は由奈に告白。由奈は生まれて初めてされた告白にドキドキしながらも他に好きな人がいると断ります。

そして、気持ちを伝えたいという溢れた思いで理央を探しにいき、、、という展開。


大人しくて自分に自信がない由奈がぶれなくて、本当に一途なんです。

他の男の子に告白されて、好きな人には振り向いてもらえなさそう(由奈は1度理央に振られてる)なら、1度は自分の心に嘘をついて付き合ってしまう……少女漫画のありがちなストーリー展開だと思うのですが、
この漫画家さんの描く女の子はまっすぐなんですよね。

純粋なキラキラした心でいたい、純粋な心でいたい、、、とアラフォーの心が洗われる瞬間です。


朱里は元カレと再会し、自分のあり方に向き合う、、、という場面も。
この漫画家さんの作品が青春ストーリーといわれるのは、ただ好きだの振られただのという恋愛だけじゃなく、自分の弱さや性格にぶち当たり、向き合うところだと思うのです。

和臣と朱里の関係がどうなるのか、、次巻も楽しみ~