支援のお仕事をするきっかけ
社会福祉士の受験記録の前に
なぜ「社会福祉士を取ろうと思ったのか」を書きたいと思います。
私は、約9年前にキャリアカウンセラーを取得しました。
その時は人材派遣会社で働いていました。
主な仕事は就業している派遣スタッフさんのところに行き、就業状況の確認や新たな依頼を獲得すること。人材派遣会社で働いているときに、リーマンショックがありました。
人材業界はもろにあおりを受け、契約がどんどん終了。
職場では、毎日営業が怒鳴られる。
びくびくした毎日・・・・。
私は何のためにキャリアカウンセラーの資格を取得しようと思ったんだろうと考えるようになり、転職を決意しました。
「人の役に立てる仕事がしたい」という原点に返り、転職活動をしたのちに
とあるNPO法人で若者支援のお仕事をすることになりました。
そのNPO法人では、行政からの委託事業で無業状態にある若年層の就労支援の仕事に携わりました。
相談者さんのお話を聞き、その方が一歩踏み出せるところはどこなのかを一緒に考え、行動に移していくことを支援する。
相談者さんのメインの年齢は20代後半から30代前半。
中学校・高校で人間関係でうまくいかなかった
大学卒業後仕事についたがなじめず早期離職
親が精神的な疾患を抱えている
様々な状況の方が相談にいらっしゃいました。
もっと早く支援の手が入れられていれば違う結果があったのではないかと
感じるようになり、学校段階での支援に携わりたいと考えるようになりました。
そしてより深く感じたのは「専門家として力をつけないと本当に困っている人の力になれない」ということ。
NPO法人に勤めて3年が経過し、法人の目指す方向や私のやりたいこととの食い違いなども日々感じていたところだったので、NPO法人を退職し、キャリアカウンセラーとしての仕事をすることになりました。