支援者として成長するために

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人事が納得する志望動機について

大学生の就職支援のお仕事をしていた関係で
先日、キャリアカウンセラー仲間との勉強会をおこないました。
 
テーマは「志望動機」
就職活動をおこなう大学生が一番悩み苦しむのが志望動機の作成ではないでしょうか。
ちまたには就活本なる本があふれ返っており、良いとされる文章例なども載っています。
そのような文章例を見て、ハードルの高さを感じ躊躇してしまう学生も少なくありません。
では「読み手側の人事はどこを見ているのだろうか」「私たち支援者が大学生にアドバイスする際に何を見てあげればいいのだろう」と現場での悩みを共有し、勉強会をおこなうことになりました。

共有したことは・・・・・
その会社を志望する理由は何でもいい。人事側の納得を得られるかどうか。
その「納得」を得るのは「理由(根拠)」
例えば・・・・
会社の魅力→「チャレンジ精神を重視しているところがいい」
理由   →「部活の経験からチャレンジして結果を出せたことがとてもうれしかったから
       働くならチャレンジできる環境がいい!」
「共感ポイント+理由」を学生さん自身が自分の言葉で語れるように支援できるといいねということを共有しました。

一方でたくさんの会社の説明会に行き、たくさんの会社に応募をしないとなかなか結果が得にくい今の大学生の就職活動の現状では、「この会社にすごく行きたい!というわけではない・・・」というのが学生の本音だよね・・・という話も出ました。
ナビサイトの普及は「どの会社にも挑戦できる!」という希望を与えたのかも知れませんが、就職活動のハードルをあげてしまい、学生を悩ませるものになってしまったのではないかと思います。
東京大学本田由紀先生が、そのあたりのことを本でまとめていらっしゃいますね。)
 
 
大卒就職の社会学―データからみる変化

大卒就職の社会学―データからみる変化

 
学生に「がんばれ」と言うだけではなく、大人が作り出してしまったもの、大人としての責任もしっかり認識していきたいと思いました。